あの「ミラノ風ドリア」が実はイタリアにはなかった

  • 2021年7月16日
  • 2021年7月16日
  • 雑学

あのイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」の看板メニューとして知られるミラノ風ドリアが実はイタリアにはないということを知っていますか?

ミラノ風ドリアがミラノの料理だと思っている人もいるかと思いますが、そもそもドリア自体がイタリアの発祥ではありません。

ではなぜイタリア・ミラノにない料理で、発祥の地も違うものがミラノ風ドリアと呼ばれているのでしょうか?

イタリアにはないのにどうしてミラノ風なのか?

上の写真はミラノの象徴である大聖堂「ドゥオーモ」(イタリアのイメージです)

ミラノにはない料理がなぜミラノ風と言うのかは使っている食材が関係しています。

ドリアの特徴としては、ホワイトソースミートソース粉チーズを黄色いお米のターメリックライスに加えて作る料理ですが、このとき使われるミートソースがイタリア・ボローニャ地方のものであり、その近隣であるミラノの名前をとってミラノ風になったとされます。

なのでイタリアに関係しているのはミートソースだけで、あくまでもイタリアのイメージがある料理ということなのです。

私としてはボローニャ風でもよかったのでは?なんて思ったりもしましたが、ミラノ風のほうがイメージとしてはよかったのかもしれませんね。

ドリアの発祥の地はどこなのか?

ドリアには外国の料理のイメージがあるかもしれませんが、実は日本生まれの料理になります。

1930年頃に横浜ホテルニューグランドの初代総料理長であったサリー・ワイル氏が考案したもので、体調を崩した欧州の銀行員のために即興で提供した料理が今のドリアの原型だとされています。

まさかドリアが日本で生まれたものだったとは意外でした。

ドリアに似たイタリアの名物料理

冒頭でも言ったようにイタリアにはミラノ風ドリアがないため、現地のレストランで頼んでも食べられませんが、イタリアにはドリアに少し似たラザニアという料理があります。

候補としてはグラタンもありますが、ドリアとグラタンの違いはお米があるかないかなので、食べごたえとしてはグラタンはいまいちになってしまいます。

ですがラザニアは、ミートソースホワイトソースシート状の平らなパスタ麺を交互に重ねオーブンで焼いたもので、イメージとしてはお米がパスタになったようなものとなります。

違う点がお米とパスタなので食感などの違いはあるかと思いますが、主食になるという点はグラタンよりもドリアに近いものだと思います。

もしイタリアに行った際にミラノ風ドリアが食べたくなったら、ラザニアを食べることをオススメします。

 

いかがでしたか?

今回はドリアのお話しでしたが、このように外国の発祥ではないかと思っていたものが、実は日本発祥だったなんてものが他にもあるかもしれません。

気になる方はぜひ調べていろんな雑学をみつけて知識にしましょう。

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