100円玉と10円玉はどっちが大きい?お金のサイズについてまとめてみた

  • 2022年1月27日
  • 2022年1月27日
  • 雑学

あなたは普段使っているお金の大きさについて、何か気にしたことはありますか?

例えば「100円玉と10円玉はどっちのほうが大きいか」と考えたら、あれどっちだろう?と悩んでしまいますよね。

ほぼ毎日使っているとはいえ、硬貨の大きさなんて気にかけることがないので、パッと答えが出ないのが普通だと思います。

なので、今回の記事では少し気になったお金の大きさや重さなどについてまとめてみました。

今まで気づかなかったお金の大きさや重さなどを、ちょっとした豆知識だと思ってご覧になってみてくださいね。

100円玉と10円玉はどっちのほうが大きいか

上の画像を見てもあまり変わらないように見えますが、100円玉と10円玉のどちらが大きいのかというと、正解は10円玉になります。

金額が大きくなるにつれて、少しずつ大きくなっていくのかと思いますが、実は100円玉は小さいのです。

それぞれの硬貨について

硬貨についてまとめた表がこちらになります。

硬貨の種類直径孔径重さ素材
1円20.0mm1gアルミニウム
5円22.0mm5mm3.75g黄銅
10円23.5mm4.5g青銅
50円21.0mm4mm4g白銅
100円22.6mm4.8g白銅
500円26.5mm7.1g(令和3年)、古いのは7gニッケル黄銅、白銅及び銅(令和3年)、古いのはニッケル黄銅

※この表は造幣局のサイトを参考にしています。詳しくはこちらへどうぞ。

こう見てみると、硬貨によって大きさや重さにバラつきがあるのは分かりますが、どうして5円玉と50円玉は穴が開いているのでしょうか?

5円玉と50円玉に穴が開いてる理由

それは識別をしやすくするため偽造防止のためになります。

偽造防止はなんとなく分かりますが、識別は何のためだろうと思ったかと思いますが、これは目の不自由な人のために配慮されています。

 

私もお金の大きさなんて気にしてこなかったため、こんな配慮がされていることは知らなかったです。

続いてはお札の大きさについてになります。

お札の大きさはどのくらいの違いがあるのか

お札も硬貨と同様にあまり大きさを気にしたことがないと思いますが、微妙に大きさが違います。

財布の中に入れてしまえば、ほとんど一緒に見えるので分からないものですよね。

それぞれのお札の大きさ

お札の大きさをまとめた表がこちらになります。

お札の種類厚さ重さ
10000円76mm160mm0.1mm1g
5000円76mm156mm0.1mm1g
2000円76mm154mm0.1mm1g
1000円76mm150mm0.1mm1g

※この表は日本銀行のサイトを参考にしています。詳しくはこちらへどうぞ。

この表を見て気になったところは、縦の長さが全て一緒なところですね。

縦の長さが全て一緒である理由

なぜ縦の長さがすべて「76mm」で統一されているのかというと、自動販売機やATMなどの機械に通しやすくするためです。

また、お札は厚さと重さも全て一緒になっていますが、これは湿気や汚れなどで変わってしまうことがあります。

こうしたお札の汚れや、濡れて乾いたときのサイズの変化が、自動販売機などでお札が戻ってきてしまう原因となっています。

あからさまに他のお札より小さいと分かる場合は、銀行で交換することもできるので交換しましょう。

どうしても入らないときにすぐ出来る対処法は?

対処法としては乾いた布で拭くのが一番効果的になります。

実際にお札が戻ってくると、つい伸ばしてみたりと、シワが原因だと思ってしまいますよね。

しかし、お札のシワはあまり関係なく、人間の皮脂による汚れが戻ってくる原因となっています。

自動販売機の識別センサーは、脂などで汚れているとお札だと認識できないみたいですが、多少シワがあるお札でも、汚れていなければすんなりと認識してくれるそうです。

そのため自動販売機からお金が戻ってきてしまうときは、ハンカチなどで拭くと効果的なので、困ったときは試してみてください。

 

いかがでしたか?

普段気にしてこなかった人のほうが多いと思うので、いい豆知識になったと思います。

お金は毎日当たり前のように使っているため忘れがちですが、自分が使ったものは後で必ず違う人が使う時がくるので、出来る限り大事に使いましょうね。

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