みなさんは「100円玉」と「10円玉」ってどっちの方が大きいか知っていますか?
上の画像で確認しても同じようにしか見えませんが、わずかに片方の硬貨の方が大きく作られています。
どちらの方が大きいのか分からなくて気になるよって人は、今回の記事で私たちが普段から使っているお金の大きさについてまとめてみましたので、ぜひ確認してみてくださいね。
100円玉と10円玉はどっちの方が大きいのか
100円玉と10円玉のどっちが大きいのかというと、正解は10円玉になります。
これは金額が大きくなるにつれて、少しずつ大きくなっていくのかと思っていましたが、そんなことはなかったですね。
それぞれの硬貨のことについて
硬貨についてまとめた表がこちらになります。
硬貨の種類 | 直径 | 孔径 | 重さ | 素材 |
1円 | 20.0mm | – | 1g | アルミニウム |
5円 | 22.0mm | 5mm | 3.75g | 黄銅 |
10円 | 23.5mm | – | 4.5g | 青銅 |
50円 | 21.0mm | 4mm | 4g | 白銅 |
100円 | 22.6mm | – | 4.8g | 白銅 |
500円 | 26.5mm | – | 7.1g(令和3年)、古いのは7g | ニッケル黄銅、白銅及び銅(令和3年)、古いのはニッケル黄銅 |
※この表は造幣局のサイトを参考にしています。詳しくはこちらへどうぞ。
こうして表を見てみると、硬貨によって大きさや重さに違いがあるのはわかりますが、どうして5円玉と50円玉には穴が開いているのでしょうか?
5円玉と50円玉に穴が開いてる理由
穴が開いてる理由は2つあり、1つ目は「識別をしやすくするため」で、2つ目は「偽造防止のため」になります。
偽造防止のためはそのままの意味になりますが、識別をしやすくしている理由には目の不自由な人への配慮も含まれています。
私もお金のことなんて深く気にしたことがなかったため、こんな配慮がされているとは知らなかったです。
続いては、お札の大きさについての紹介になります。
お札の大きさはどのくらい違いがあるのか
お札も硬貨と同様にあまり大きさを気にしたことがないと思いますが、わずかに大きさが違います。
それぞれのお札の大きさについて確認してみましょう。
それぞれのお札の大きさ
お札の大きさについてまとめた表がこちらになります。
お札の種類 | 縦 | 横 | 厚さ | 重さ |
10000円 | 76mm | 160mm | 0.1mm | 1g |
5000円 | 76mm | 156mm | 0.1mm | 1g |
2000円 | 76mm | 154mm | 0.1mm | 1g |
1000円 | 76mm | 150mm | 0.1mm | 1g |
※この表は日本銀行のサイトを参考にしています。詳しくはこちらへどうぞ。
この表を見てみると、ふと気付く点がありますが、お札の長さって横の長さは全てバラバラなのですが、縦の長さに関しては全て同じ長さに統一されています。
これはどうして統一されているのでしょうか。
縦の長さが全て統一されている理由
縦の長さがすべて「76mm」で統一されている理由とは、自動販売機やATMなどの機械に通しやすくするためとなっております。
また、お札は厚さと重さも全て同じとなっていますが、実は湿気や汚れなどでサイズが変わってしまうこともあります。
こうしたお札の汚れや、濡れて乾いたときのサイズの変化が自動販売機などでお札が戻ってきてしまう原因となっています。
あからさまに他のお札より小さいと分かる場合は、銀行で交換することもできるので交換してしまいましょう。
どうしても入らないときにすぐ出来る対処法は?
対処法としては乾いた布で拭くのが一番効果的になります。
実際にお札が戻ってくるとつい伸ばしてみたりしてしまいますが、お札のシワはあまり関係なく、人間の皮脂による汚れが戻ってくる原因となっています。
自動販売機の識別センサーは脂などで汚れているとお札だと認識できないみたいですが、多少シワがあるお札でも汚れていなければすんなりと認識してくれるそうです。
そのため、自動販売機から何度もお金が戻ってきてしまうときはハンカチなどで拭くと効果的なので、困ったときはぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
意外とお金にはいろんな工夫がされていましたね。
今回の記事はここまでとなりますが、他にも記事が気になるよって人は画面下のメニューバーから探してみてね。