あなたは、太陽が何からできているか知っていますか?
イメージで言うなら、マグマのようなドロドロで燃えているイメージがありますが、実際はそのようなドロドロな液体でできているわけでもなく、燃えているわけでもありません。
では太陽とは一体何でできているのでしょうか?
太陽は一体何からできているのか?
太陽はマグマのような液体でできているのではなく、実は気体(ガス)でできています。
また、そのガスの正体のほとんどが水素とヘリウムでできてきて、その中の約74%が水素、約25%がヘリウムで、その他に酸素、窒素、炭素、鉄などがほんの僅かにあります。
見た目やイメージからだと気体とは思えないため、なかなか意外な事実ですね。
ここからは、この他にもある「太陽に関する雑学」をいくつか紹介していきます。
太陽に関する雑学を3つ紹介
ここからは太陽に関する雑学を3つ紹介していきます。
太陽はいつどうやってできたのか?
今からおよそ50億年前に宇宙に広がっていたガスやちりが重力によって1か所に集まったことが発端でできました。
ちなみにその後、太陽ができた時に残ったガスやチリが集まって地球ができたと言われています。
太陽は燃えているのか?
太陽は燃えているイメージがあると思いますが、実のところは燃えていません。
と言うのも、実際に何かを燃やすためには酸素が必要になりますが、太陽のほとんどは水素とヘリウムでできているため、そもそも燃えることができません。
ではどうして太陽は燃えているように感じられるのでしょうか?
それは太陽の中で「核融合」が起こっているからになります。
核融合とは、軽い原子核同士がくっついて重い原子核に変わることで、太陽の中では軽い水素同士がくっつき、重いヘリウムと中性子が生まれています。
その際に、非常に大きなエネルギーが発生していて、その大きなエネルギーの一部が光と熱になって放出されているので、太陽は燃えているように感じられるのです。
太陽の温度ってどのくらいあるの?
太陽の表面の温度は「約6000℃」になります。
一番温度が高いところは太陽の中心部分で「約1500万℃」もあり、一番温度が低いところは黒点というところで「約4000〜4500℃」だとされています。
ちなみに鉄が溶ける温度は「約1500℃」なので、計り知れないほど太陽は熱いのです。
いかがでしたか?
太陽って私も燃えているのかと思っていましたが、燃えているわけではありませんでしたね。
このように世の中には知らないだけで、いろんな不思議が隠されているので、気になったことがあったらぜひ調べて面白い発見をしてみてください。