富士山の次に高い山ってどこの山??日本の標高の高い山ランキングTOP10

  • 2023年11月21日
  • 2023年11月21日
  • 雑学

今回の記事では日本の標高の高い山ランキングTOP10を紹介していきますが、皆さんは富士山の次に高い山は知っていますか?

もちろん1番高い山と言えば「富士山」なのは知っているかと思いますが、富士山の次に高い山と言われると分からなくないですか?

実際のところ、私もこの記事を書くまでは知らなかったので、知らない人はぜひ今回の記事で覚えていってください。

それではランキングへどうぞ。

1位 富士山(3776m)

日本の中で1番高い山になるのは標高が3776mある富士山(ふじさん)になります。

富士山は、静岡県と山梨県の境に位置し、一般的には静岡県から見た富士山を「表富士」、山梨県から見た富士山は「裏富士」と呼ばれています。

また、千円札の裏面に描かれている富士山は山梨県の本栖湖(もとすこ)西岸にある中ノ倉峠展望台から見ることが出来ます。

ちなみに、そのモデルとなった写真は、富士山写真家の岡田紅陽氏の「湖畔の春」という作品になります。

2位 北岳(3193m)

日本の中で2番目に高い山になるのは標高が3193mある北岳(きただけ)になります。

北岳は、長野県、山梨県、静岡県の3県にまたがって連なる赤石山脈の北部にあります。

この赤石山脈とは、通称「南アルプス」と呼ばれ、南北約120㎞、東西約40㎞にもわたる大きさの山脈です。

富士山は静岡県と山梨県にありますが、意外にも北岳は富士山の近くにありましたね。

3位 奥穂高岳(3190m)

日本の中で3番目に高い山になるのは標高が3190mある奥穂高岳(おくほたかだけ)になります。

奥穂高岳は、富山県、岐阜県、長野県にまたがって連なる飛騨山脈(ひださんみゃく)の南部にあります。(一部新潟県の部分もあり)

飛騨山脈とは、通称「北アルプス」と呼ばれ、南北約100㎞、東西約25㎞にわたる大きさの山脈です。

また、この北アルプス(飛騨山脈)と、先ほどの南アルプス(赤石山脈)と、中央アルプスと呼ばれる木曽山脈の3つの山脈を合わせた総称を日本アルプスと呼びます。

3位 間ノ岳(3190m)

日本の中で同じく3番目に高い山になるのは標高が3190mある間ノ岳(あいのだけ)になります。

間ノ岳は、南アルプス北部に位置し、先ほどの北アルプスにある奥穂高岳と同じ標高です。

元々は、日本で4番目に高い山でしたが、2014年3月に測量方法の変更や地殻変動などにより1m高くなり、奥穂高岳と並んで日本で3番目に高い山となりました。

5位 槍ヶ岳(3180m)

日本の中で5番目に高い山になるのは標高が3180mある槍ヶ岳(やりがたけ)になります。

槍ヶ岳は、北アルプス南部に位置し、名前に槍がついてるだけに鋭く尖った山頂部が特徴的な山です。

また、登山が好きな人からの人気も高く、美しい景色が見える魅力から「表銀座縦走コース」や「裏銀座縦走コース」と日本を代表する繁華街である銀座の名を冠した名前が付けられています。

6位 東岳(悪沢岳)(3141m)

日本の中で6番目に高い山になるのは標高が3141mある東岳(悪沢岳)になります。

東岳(ひがしだけ)は、南アルプス南部の中核をなす山で、国土地理院では東岳と表記していますが、一般的には悪沢岳(わるさわだけ)と呼ばれることの方が多いそうです。

7位 赤石岳(3121m)

日本の中で7番目に高い山になるのは標高が3121mある赤石岳(あかいしだけ)になります。

赤石岳は、南アルプス南部に位置し、赤石山脈(南アルプス)の名前の由来にもなっている南アルプスの盟主です。

また、日本で一番高い所に一等三角点を持つ山でもあります。

三角点とは、明治時代に全国の地図作成のために設置された基準点で、一等から四等までの等級別に設置されています。

8位 涸沢岳(3110m)

日本の中で8番目に高い山になるのは標高が3110mある涸沢岳(からさわだけ)になります。

涸沢岳は、北アルプス南部に位置し、奥穂高岳(3番目に高い山)と北穂高岳(9番目に高い山)の間にある山です。

隣にある奥穂高岳(3190m)とは80mの差があり、この次に紹介する北穂高岳とは4mしか差はありません。

9位 北穂高岳(3106m)

日本の中で9番目に高い山になるのは標高が3106mある北穂高岳(きたほたかだけ)になります。

北穂高岳は、北アルプスの南部に位置する穂高連峰(ほたかれんぽう)の一番北側にある山です。

穂高連峰とは、西穂高岳、前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳などの山々の総称になります。

10位 大喰岳(3101m)

日本の中で10番目に高い山になるのは標高が3101mある大喰岳(おおばみだけ)になります。

大喰岳は、北アルプスの南部に位置し、槍ヶ岳(5番目に高い山)と穂高連峰の間に位置する山です。

大喰という名前の由来は、多くの動物が草を捕食する場所があり、そこを猟師の間で「大喰」と呼ばれたことが由来になったと言われています。

(出典:国土交通省国土地理院 日本の主な山岳標高

 

いかがでしたか?

富士山以外にも、高い山はたくさんありましたね。

今回の記事はここまでになります。

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