あなたは、お守りの数え方を知っていますか?
1つとか、1個じゃないの?と思う人がいるかと思いますが、実はちゃんとした数え方が他にあります。
これはお守り以外のものでも言えることですが、身近なものだとほとんどのものが「1個、1つ、1本」などで伝わりますよね。
ただ、これは知らないだけで身近なものでもちゃんとした数え方をするものがたくさんあるんです。
なので今回の記事では、珍しいと思った数え方をするもの10問を紹介します。
何問正解できるか、チャレンジしてみてくださいね。
1問目 お守り
これの正しい数え方は「1体(たい)」になります。
この数え方の由来は、神様の力を分けていただいたものなので、1個などとは言わず、「1体」と数えます。
私は今まで1個と数えていたのは罰当たりかもしれませんね。
2問目 山
これの正しい数え方は「1座(ざ)」になります。
この数え方の由来は、山の山頂は「神様が座る場所」だと考えられている、というところからきています。
3問目 仏像
これの正しい数え方は「1尊(そん)」になります。
この数え方の由来は、仏さまのことを世尊と言うところからきています。
4問目 鎧
これの正しい数え方は「1領(りょう)」になります。
この数え方の由来は、「領」という漢字が一揃いの衣類を数えるときに使われ、鎧も装束とみなされるため、「1領」と数えます。
5問目 鐘
これの正しい数え方は「1口(こう)」になります。
この数え方の由来は、「口(こう)」という漢字が、口の開いた道具を数えるときに使われるためで、他にも「鍋」や「壺」なども「1口」と数えます。
6問目 真珠
これの正しい数え方は「1匁(もんめ)」になります。
ただ、この数え方は、真珠の質量の単位のため、真珠の数を数えるときは、普通に「1粒」と数えます。
また、この由来は、1匁が1文銭と同じ重さだったというところからきています。
7問目 ハサミ
これの正しい数え方は「1挺(ちょう)」になります。
この数え方の由来は、「挺」という漢字が、細長い棒状の物や、手を使って使用する道具を数えるときに使われる漢字だからです。
8問目 手袋
これの正しい数え方は「1双(そう)」になります。
この数え方の由来は、左右2つで1セットなので、この「双」という漢字が使われています。
また、この「双」という漢字は、昔の漢字だと「雙」と書き、この漢字には「2羽の鳥」という意味があります。
ちなみにイヤリングも1双と数えますよ。
9問目 ちょうちょ
これの正しい数え方は「1頭(とう)」になります。
この数え方の由来は、西洋の動物園での数え方からきていると言われ、西洋の動物園では昆虫や動物を区別することなく「head」と数え、これを日本語にすると「頭」なので「1頭」と数えます。
10問目 箪笥(たんす)
これの正しい数え方は「1棹(さお)」になります。
この数え方の由来は、箪笥の運び方からきていて、昔の箪笥の運び方は、長い棒である棹(さお)を使って運んでおり、今の箪笥も昔の構造と同じため、この数え方をしています。
ただ、棹(竿)の数え方は普通に1本と数えますよ。
いかがでしたか。
聞いたこともないような数え方がたくさんありましたよね。
私も知らないものばかりだったので、これを機に今度からこの数え方で数えてみようかと思います。
皆さんもぜひ使ってみてくださいね。