【サンタの雑学】サンタクロースのモデルになった人知ってる??

あなたはサンタクロースを信じていましたか?

大人になっていくとサンタへの気持ちは薄れていくものですが、子どもの頃を思い出せばクリスマスにサンタがやってくるのはとても楽しみだったはずです。

しかし、そんな夢のあるサンタクロースの存在は誰でも知っているものですが、サンタについての詳しいことはなかなか知らないものだと思います。

なので、今回の記事ではサンタクロースにまつわる雑学をいくつか紹介します

これを見れば、今まで知らなかったサンタを知れちゃいますよ。

サンタクロースのモデルになった人とは?

サンタクロースのモデルになっている人は、4世紀ごろに小アジア(今のトルコ)のミュラの司教だった聖ニコラウスという人物だといわれています。

この人物は日頃から困っている人や貧しい人を助けるために、人へいろんなものを与えるこころの優しい人だったそうです。

サンタといったらフィンランドのような寒い国が関係していると思っていましたが、違いましたね。

煙突と靴下にまつわるお話し

どうしてサンタが「煙突の中から入って、靴下の中にプレゼントを入れる」という言い伝えができたのかは、聖ニコラウスが3姉妹を助けたエピソードがきっかけになります。

きっかけのエピソード

あるとき、3姉妹がいる貧しい家庭があり、その家庭はあまりにもお金がなくて3姉妹を身売りしないといけなくなります。

そこでその話しを聞いたニコラウスはかわいそうだと思い、その姉妹が暮らす家の煙突から金貨を投げ入れ、その金貨は暖炉に置いてあった靴下の中に入り込み、そのおかげで姉妹たちは身売りをしなくて大丈夫になりました。

このニコラウスの行ったエピソードが私たちの知っている「煙突から入り、靴下の中にプレゼントを入れる」のきっかけになります。

サンタさんが煙突から入ってくる理由にはこんなエピソードがあったのですね。

サンタクロースの名前の由来とは?

これも聖ニコラウスが関係しています。

聖ニコラウスをオランダ語でいうと「シンタクラース」となり、これが訛っていって最終的に「サンタクロース」となったといわれています。

サンタさんに関係することのほとんどが聖ニコラウスが関係していますね。

サンタが連れているトナカイは何頭いるの??

サンタのソリを引いているトナカイたちは全部で9頭いるといわれています。

その中でも一番最初に登場したトナカイたちは全部で8頭で、1823年にアメリカの新聞に無名で発表された「サンタクロースがきた」という詩に登場しました。

その作品の中で登場したトナカイたちにはそれぞれ名前と意味があります。

  • ダッシャー (Dasher)「突進者」
  • ダンサー (Dancer)「踊り子」
  • プランサー (Prancer)「威勢のよい」
  • ヴィクセン (Vixen)「口やかましい女」
  • コメット (Comet)「彗星」
  • キューピッド (Cupid)「愛の神」
  • ダンダー (Dunder)「雷鳴」
  • ブリクセム (Blixem)「稲妻」

サンタのトナカイたちにはちゃんと名前と意味があったのです。

9頭目のトナカイは赤い鼻

9頭目のトナカイは、あの有名なクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」に登場する「ルドルフ」になります。

これは1939年にアメリカの「ロバート・ルイス・メイ」が発表した童話「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」に登場し、その後この童話はベストセラーとなり、1948年にこの物語をもとにクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」が作られました。

また、このルドルフの童話はロバートさんが4歳の娘に話してあげたことがきっかけとなった実話になります。

作られるきっかけとなった実話

ロバートさんはガンを患っており、寝たきりのお母さんを見ていた娘が「どうしてママは他のママと違うの?」と言い、それに対してロバートさんが「サンタさんの連れているトナカイにもみんなと違う赤い鼻のトナカイがいるんだよ」と聞かせた話しがきっかけとなり、ルドルフの童話が生まれました。

今まで何気なく歌っていた「赤鼻のトナカイ」にはこんなエピソードがあったのですね。

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いかがでしたか?

サンタクロースやトナカイにはいろんな雑学がありましたね。

ぜひこの知識をクリスマスの日に話す話題として使ってみてください。

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