宝石の王様『ダイヤモンド』 実は鉛筆の芯と同じだって知ってた??

  • 2021年12月17日
  • 2021年12月21日
  • 雑学

皆さんはダイヤモンドが鉛筆の芯と同じものだって知っていますか?

ダイヤモンドとは『宝石の王様』とも呼ばれ、いろんな宝石がある中で唯一「鑑定書」がつく特別な宝石になります。

そんな宝石の中でひときわ目立つダイヤモンドが鉛筆の芯と同じだなんて驚きですよね。

今回の記事では、このようなダイヤモンドの特徴や、どうやったらダイヤモンドが出来るのか?などを紹介したいと思います。

ダイヤモンドと鉛筆の芯が同じだってホント??

実はこれホントで、ダイヤモンドとは鉛筆の芯と同じ「炭素」から出来たものになります。

ダイヤモンドは宝石の中で唯一、「単一の元素(炭素)」だけで構成されたもので、他の宝石(ルビー、サファイアなど)は複数の元素で出来ています。

他にダイヤモンドと同じ炭素で出来ている物質には「黒鉛」があり、これが鉛筆の芯の材料になっています。

ではなぜ同じ炭素で出来ているのに、こんなにも姿や形が違うのかというと結合の仕方に違いがあります。

結合の違い

2つの結合の仕方を比較します。

ダイヤモンド

ダイヤモンドは立体的に結合していて、地下の深いところで圧力をかけられて作られるため、結合自体が非常に強くとても硬いです。

黒鉛

鉛筆の芯の材料である黒鉛は平面状には強くつながっていますが、平面同士は弱い力でつながっているため、薄くはがれやすくやわらかいです。

この黒鉛の薄い層を紙などにこするとはがれていくため、鉛筆の芯で紙に文字が書けるのです。

 

結合の仕方の違いが分かったとしても、ダイヤモンドと鉛筆の芯が同じもので出来てるのは驚きですよね。

ダイヤモンドの特徴とは?

ダイヤモンドの特徴といったら非常に硬いところになります。

地球上の物質の中でもっとも硬いともいわれていて、これに関しては知っている方も多いと思います。

また透明できれいに輝いているところも大きな特徴ですね。

しかしながら皆さんがよく勘違いされているのは硬度についてです。

ダイヤモンドは硬いというイメージがあるため、壊れないと思っているかもしれませんが、トンカチで叩いたら粉々になります。

そもそも硬度とは「ひっかき硬度」とも呼ばれ摩擦やひっかき傷に対する抵抗力があるという意味で、その硬度の中では一番高い「硬度10」にダイヤモンドは分類されています。

そのためダイヤモンドは傷はつきにくいが、衝撃にはあまり強くはないということを覚えておきましょう。

補足 割れにくさを示す単位は「靭性(じんせい)」といい、ダイヤモンドは靭性7.5で水晶とほぼ同じになります。

 

ダイヤモンドは割れないのかと思っていましたが、簡単に割れてしまうのですね。

ちなみに割れてしまったダイヤモンドは価値が大きく下がり、売れなくなる場合もあるので扱いには気をつけましょう。

ダイヤモンドはどうやったら出来るの?

天然のダイヤモンドが出来るのはほとんど奇跡に近いものとなります。

様々な条件をクリアしないとダイヤモンドは出来ないため価値が高いのです。

出来るまでの条件

具体的な条件としては3つの環境が必要で、

  • 地表から深さ120~200㎞のところ
  • 温度は900~1000度の高温のところ
  • 圧力が45~60キロバールのところ

になります。

しかし、この3つの条件をクリアしてもダイヤモンドの原石が出来るだけでもう1つ重要な条件があります。

それは地表付近に押し上げられるスピードが音速よりも速いマッハ1.8の速度がないといけません。

あくまでも上の3つは原石を作るための条件で、地表に上がってくるときのスピードが一番重要なのです。

この時の速度が遅かったりすると、この原石はあの鉛筆の芯の材料の黒鉛に変わってしまいます。

3つの条件が少しでも違えばそもそも原石が出来ず、仮に出来たとしても地表に出てくるスピードが違うと黒鉛に変わってしまうため、ダイヤモンドの誕生は奇跡なのです。

 

いかがでしたか?

ダイヤモンドが鉛筆の芯と同じだってことにも驚きましたが、ダイヤモンドが出来る過程にも驚きです。

ダイヤモンドはそんな簡単に買えるものではないですが、やっぱり特別なときが訪れたときには奮発していいダイヤモンドを買ってみたくなるものですよね。

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