皆さんはいつもカタカナで見ている動物の名前を漢字で見たことありますか?
普通に生活している中で、動物の漢字を見る機会なんてほとんどないですよね。
「動物の漢字」に関する記事はこれで2つ目で、今回は『海の動物』に関する記事になります。
この記事では海の動物の難読漢字を5つ紹介するので、何個読めるかチャレンジしてみてください。
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1つ目 膃肭臍
この漢字が表す動物は「オットセイ」になります。
この漢字の由来は、中国にオットセイの陰茎が「膃肭臍」という名前で精力剤として使われていて、その薬が日本に入ってきてから、薬の名前として使っていた言葉が次第に本体であるオットセイ(膃肭臍)に変わっていき、この漢字になりました。
2つ目 翻車魚
この漢字が表す動物は「マンボウ」になります。
この漢字の由来は、「翻車(はんしゃ)」という漢字が「水をくみ上げるときに使う水車」や「ひっくり返った車輪」の意味があり、マンボウの姿がこれに似ていたためになります。
この「翻車」という漢字自体があまり見かけないので、この漢字を「マンボウ」と読める人は少ないと思います。
3つ目 胡獱
この漢字が表す動物は「トド」になります。
この漢字の由来に関しては、明確な情報がなく、当て字なのではないかと言われています。
トドを表す漢字は他にもあり、「魹」や「海馬」などの漢字もトドになります。
また、この「海馬」という漢字は「セイウチ」や「タツノオトシゴ」などの別名として使われることもあり、大脳の一部に「海馬(かいば)」という脳の記憶や空間学習能力に関わる器官があります。
このように「海馬」という漢字はとてもややこしいので、「トド」として覚えるなら「胡獱」か「魹」のほうがいいですね。
4つ目 魚虎
この漢字が表す動物は「ハリセンボン」になります。
この漢字の由来は、敵から身を守る際に出すトゲで、他の魚に害を及ぼす恐ろしい魚だからだそうです。
また、こんな見た目ですがハリセンボンは肉食性で、丈夫な歯でウニの殻を嚙み砕いて食べたりします。
ちなみに、この「魚」と「虎」が合体した「鯱」という漢字もありますが、この漢字の読み方はこちらの記事で知ることができますよ。
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5つ目 人鳥
この漢字が表す動物は「ペンギン」になります。
この漢字の由来は、2本の足で歩いてるところや、立ち姿が人間に見えるところからきています。
また、読み方は「じんちょう」になりますが、なんだか人面魚のような名前で怖いですね。
他にも「企鵝(きが)」という漢字でもペンギンを表します。
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いかがでしたか?
なんだかこれを見ると、海の動物は難しい漢字が多いような気がしますね。
なかなか動物の名前を漢字で見る機会はありませんが、知っておけば「この漢字知ってる」と自慢できる機会は増えると思いますよ。