肉食動物と草食動物の違いとは？特徴的な5つの違いについて

あなたは肉食動物と草食動物の違いを何だか知っていますか？

主な違いをざっくり言うと、

肉食動物とは他の動物を食べて生活している動物のことで、

草食動物とは植物を食べて生活している動物のこと

になります。

ただ、これ以外にも肉食動物と草食動物は生活環境の差による「体のつくり」の違いがありますので、今回の記事ではこの「体のつくりの違い」について5つ紹介したいと思います。

どんなところが違うのか気になる人はぜひチェックしてみて！

肉食動物と草食動物の「体のつくり」の違いについて

まず、肉食動物は、目の位置が前向きで顔の正面に並んでついているのに対して、草食動物は、目の位置が横向きで顔の両横についています。

それぞれの特徴の良いところは、

肉食動物の場合は、目の位置が正面にあるため、目の前の物を立体的に捉えることができ、距離感も正確に測ることができるため、狩りをする肉食動物には適したつくりになっているところ
草食動物の場合は、目の位置が横にあるため、広い範囲を見渡すことができ、敵から襲われそうになった時に、いち早く敵を見つけて逃げることができるため、肉食動物の標的にされる草食動物に適したつくりになっているところ

になります。

肉食動物は、鋭く尖った犬歯とハサミ状の臼歯が生えているのに対して、草食動物は平たくて大きい臼歯が生えています。

その理由としては、

になります。

口の中には入り口から「門歯」「犬歯」「臼歯」という順番に生えているよ！

肉食動物は、鋭く尖ったかぎ爪があるのに対して、草食動物は大きくて頑丈なひづめがあります。

その理由としては、

になります。

肉食動物は腸が短いのに対して、草食動物は腸がとても長いつくりになっています。

その理由としては、

になります。

肉食動物は、持久力がまったくない短距離型な動物なのに対して、草食動物は非常に長い距離を走れる長距離型の動物となっています。

その理由としては、

肉食動物の場合は、獲物を一瞬の隙をつき、一気に仕留めるための加速力が必要なため、持久力よりも一撃にかけた体のつくりになっている
草食動物の場合は、敵から身を守るために持久力のある体のつくりになっているのと、草食動物は群れで生活していて、みんなで食べているとエサがなくなる速度が速いため、エサを探すのに群れで大移動を繰り返します。その移動のためにも持久力のある体のつくりとなっている

になります。

それぞれ生活環境に適した体のつくりになっていましたね。