「項」←見えたらドキッとするあの体の部分 体の部位を表す難読漢字5選

あなたは、この「項」という漢字が体の部位を表すことを知っていますか?

この漢字は数学の時間で見たことあるよって人がいるかと思いますが、実はあの見えたらドキッとする体の部位を表す漢字になります。

今回の記事では、このような体の部位を表す難読漢字を5つ紹介しますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

1個目の漢字 項

この漢字が表す体の部位は「うなじ」になります。

この漢字に使われている「工(コウ)」は「まっすぐ貫く」という意味で、「頁(ケツ)」は「頭」という意味があるため、「項」は頭と背の間をまっすぐ貫いた首(うなじ)を表しています。

項は数学でしか私は見たことなかったので、うなじを表しているなんて驚きです。

男性が女性のうなじを見たらドキッとする人は多いと思います。女性目線で考えたら、腕の血管が見えたらドキッとすると言う人もいます。普段見慣れないところがふと見えるとドキドキするものでしょう。

2個目の漢字 靨

この漢字が表す体の部位は「えくぼ」になります。

また、昔はえくぼのことを「笑窪(えみくぼ)」とも言ってました。

えくぼが出来る理由は、顔の筋肉と筋肉の間に隙間があくためになります。また、えくぼは女性のほうが多く遺伝する確率が高いです。両方の親にあれば80%、どちらかにあれば50%、どちらもないは10%になるそうです。

3個目の漢字 瞼

この漢字が表す体の部位は「まぶた」になります。

この漢字の右側にある「僉(セン)」という漢字には「被せる」という意味があり、目にかぶっているまぶたを表すために使われています。

また、まぶたとは「目の蓋」であるため、「目蓋」とそのまま漢字で書くこともあります。

「睫」という漢字があり、これは「まつげ」を表す漢字になります。

4個目の漢字 拇

この漢字が表す体の部位は「おやゆび」になります。

指の別名は「親指がお父さん指」で「人差し指がお母さん指」ですが、医学用語では親指のことを「拇指、母指(ぼし)」というため、この漢字は「おやゆび」を表します。

この漢字は一度聞いたら覚えておけそうですね。

親指に朱肉をつけてハンコの代わりにすることを「拇印(ぼいん)」といいます。この漢字は言われてみたら確かに見たことあるって思いますよね。

5個目の漢字 蟀谷

この漢字が表す体の部位は「こめかみ」になります。

こめかみとは、物を噛むと動く部分であることから「米噛み」に由来します。

また、この漢字で使われている「蟀(シュツ)」という漢字は、コオロギを表す「蟋蟀」の漢字くらいでしか使われることがなく、こめかみに使われている理由は不明です。

日本の主食が米であり、昔は固い生米を食べていたため、よく噛む必要があったからになります。
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いかがでしたか?

「項」という漢字が「うなじ」を表しているのは驚きでしたね。

他にも体の部位を表す難読漢字はたくさんありますので、気になった人はぜひ調べてみてくださいね。

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